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★「無添加」っていったい何?

無添加とは、どういう意味でしょうか。
そのまま素直に読み取れば「添加物が入っていない」という意味になります。
しかし、現在この「無添加」という言葉はかなりあいまいな表現になっています。
そもそも添加物とは何でしょう?
これは、「表示指定成分」といって、2001年3月まで厚生省が定めていて、全部で102種類ありました。(人での話です)
簡単に言えば、この成分を入れて作ったら”添加物”として明記してね!と言うことです。
すなわち、この時代に言っていた「無添加〜」という言葉は、ウチの製品は「表示指定成分」 は入っていないですよ!という意味だったのです。

しかし、2001年4月以降、状況が変わりました。
配合した全ての成分を全部書きなさい!!と法律が変わったのです。
すなわち、「全成分表記」となったわけです。

 したがって、現在「無添加」呼ばれているものは、「昔だったら、入れたら書かないとダメだった成分を入れてないですよ」という意味がほとんどで、「無添加」という言葉に特別大きな意味はなくなりました。
オーガニック、有機、天然、という言葉も、イメージが先行し、「何だか良さそうな感じ」の域を出ていない感じがします。何を意味(意図?)するのかはメーカーの考え方によって違っているようです。

でも、これはあくまで人間の化粧品とかシャンプーとかの話であって、
動物用の製品には全成分表示義務はありません。
それどころか、人では配合禁止の成分なのに、動物用には使用されているものもあります。

また、この人で指定されていた102種類の成分は「旧表示指定成分」で検索するとネットでも
調べられますので、こういった成分の入っていない製品を選んであげるのも一方だと思います。
シャンプーなどが合わない場合には、ちょっと表示に目を向けてみるのも良いかもしれません。
今日は、「無添加」についてのお話しでした。
by takeuchi-ah | 2012-11-02 19:37 | 病気

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