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好酸球性肉芽腫群について 

猫ちゃんの皮膚病。

今日は「好酸球性肉芽腫群」についてのお話しです。


猫ちゃんの皮膚に、線状や帯状、結節状(しこり)が生じ皮膚がただれる皮膚疾患があります。この「ただれ」は病理学的には「潰瘍」といって、少しばかり深いキズ
をともなった炎症です。この炎症は好酸球とよばれる白血球の仲間が集まっている為、こう呼ばれます。

場所としては、67_1635666.jpg|201406/13/67/|mid|640|480#]
① お腹 ② 内もも ③ 唇
に生じやすいです。
よくよく観察してみると、猫ちゃんはよくその部位をよく舐めています。
このような、外部刺激に加え、体質の関与があると考えらえています。

実際に、私も血縁関係のある猫ちゃんに発症した例を経験しています。

診断は、病変の場所と特徴的な潰瘍とで察しは付くのですが、時に
整形外科的要因や、泌尿器疾患、精神的な関与を考えなければいけない
こともあります。

自分の家族である猫ちゃんを今一度良く観察してみてください。
もしかしたら、その部分に何か皮膚の異変が見つかるかも知れません!!

好酸球性肉芽腫の治療法についての詳細は省略しますが、最近はお薬も良いものがでてきており、飲み薬で2-3週間で治る場合が多いように感じています。


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唇に生じた病変です
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by takeuchi-ah | 2014-06-13 18:10 | 病気

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