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武内どうぶつ病院 ブログ

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5月26日木曜日、午後の診察時間が18時30分までとなります。
※研修会参加の為、ご不便をおかけして申し訳ございません。



by takeuchi-ah | 2016-05-22 16:03 | お知らせ
〜フィラリア症の治療〜
急性症状:元気や食欲がなく、呼吸困難や腹水の貯留、褐色尿などの全身症状がでている場合には、心臓から虫自体をとりだす外科治療を行うこともあります。ご想像のとおり、麻酔のリスクも高くなります。
 フィラリア検査で陽性がでているが、症状がないかわずかの場合には、内科的(投薬)治療が選択されます。うまくいけば、数ヶ月〜2年ほどで陰転します。
多くのフィラリアの体内には、「ボルバキア」というリケッチアが住み着いています。
最近の研究で、フィラリア症犬が体調を崩すのに、このボルバキアが大きく関わっていることがわかってきています。

そこで、フィラリア感染症の犬の治療にこの「ボルバキア」を駆除する薬を感染犬に投与すると、フィラリアの多くが生きていくことができないようです。
ドキシサイクリンという抗生剤の投与によりかなりの確率で死滅します。すなわちフィラリア症の治療になるというわけです。
投薬推奨プロトコールが発表されています(やや長期の投与となります)

※しかし、フィラリアの治療がうまくいき、検査結果が陰性になっても、「感染前の状態に100%戻ることはありません」心臓血管系には、フィラリア虫体の影響により様々な病理的変化がおこっています。この疾患はしっかり予防薬を投与していれば防げる疾患ですので、きちんと予防しましょう。

ちなみに「2015年の動物病院獣医師を対象としたアンケート」の結果、
フィラリア感染頭数は、埼玉県は全国ワースト3位の結果でした。(ちなみに1位が愛知県、2位千葉県でした)
この調査結果が統計学的に信頼できる調査かわかりませんが、いずれにせよ「フィラリア症は過去の病気ではない」ということは言えると思います。

埼玉は大都会でもなく、ほどよく田舎の地域もありますので、蚊は発生しやすいのかもしれませんね。

「武内どうぶつ病院WEBサイト」
by takeuchi-ah | 2016-05-10 17:00 | 病気
犬用の新しい外耳炎治療薬「オスルニア」についてご紹介します。

このお薬、特徴がありまして、、
一週間に1回、耳のなかに注入するお薬です。
これを計2回行い、二週間で治療が終了します。

「この間、原則自宅では何もしません」

ゼリー状になった有効成分が、持続的に患部から吸収されるため、自宅では何もしなくてOKです。
治療後、約一ヵ月間効果が続きます!特に、自宅での点耳が嫌がってしまう子、お忙しくて愛犬に手がまわらない子?(^_^;)などにはオススメかもしれません。

先端がラバー状の専用チューブに入っており、挿入の際に耳にやさしい構造になっています。
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耳が臭う、赤くただれている。茶色の耳垢が出ているなどの外耳炎を予想させる症状がでている場合にはご相談ください。

※ ただし、外耳炎という疾患群はとても奥が深く、単なる「耳の炎症」にとどまりません。繰り返したりする場合には、アトピーや食物アレルギーなどが背景に潜んでいる場合もありますので、ご相談ください。
オスルニアの成分は「フロルフェニコール」「ベタメタゾン」「テルビナフィン」で、それぞれ、抗菌薬、消炎ステロイド薬、抗真菌薬で、3種類の合剤となっています。

「武内どうぶつ病院WEBサイトへ」




by takeuchi-ah | 2016-05-09 08:47 | 病気

さいたま市大宮区天沼町1-84-3 tel 048-871-8025


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