武内どうぶつ病院 ブログ

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実際の歯周病の治療(スケーリング)の内容についてご紹介いたします。

○次のように、1から5の順(一度に実施します)に行います。
1スケーリング
超音波スケーラーという、歯石除去専用の医療器機を用いて歯に付着した歯石を取ります。

2キュレッタージ
歯周ポケット内に入り込んだ歯垢・歯石を除去してキレイにします。、
痛んだ部分の歯肉をリフレッシュ
すると言ったら、イメージしやすいかもしれません。

3ルートプレーニング
痛んで回復の期待できない歯肉組織を内側から除去する処置です。こうすることで歯と歯茎の間にできたスキマが再び密着できるようにします。言わば「下ごしらえ」です。
歯ぐきさん、また歯にくっついて!ということです。この処置を行わない限り、「歯周ポケットは深くなる一方です」「自然治癒は全くと言っていいほど期待できません」

4ポリッシングと口腔内の消毒・洗浄
歯の表面をなめらかにしたり、舌や歯肉の表面を飲んでも大丈夫な消毒液で
洗浄します。

5薬剤塗布(注入)
状況によって、歯周ポケットに治療薬を充填します。

その後、最終確認したのち麻酔がさめるまで、十分に確認処置いたします。

※ 上記のような「治療」は繊細な作業となる為に、全身麻酔または鎮静をおこなわないと実施できません。数ミリの深さのポケットを歯肉や歯へのダメージを最小限になるよう気を付けながら、かつ充分な除去、洗浄を行うにはどうしても必要となります。
※ 「日本小動物歯科研究会」[リンク貼っておきます]でも無麻酔で歯石を取ることに注意をうながしています。


「武内どうぶつ病院WEBへ」
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by takeuchi-ah | 2016-07-14 14:03 | 病気
お口の中の問題と言えば、歯周病が有名ですが、今日はその他の疾患についてお話しします。

下の写真は、下アゴの歯肉にみつかった「おでき」です。
e0271367_11372399.jpg

全身麻酔を施して、病理検査を実施しました。その結果「歯肉の悪性腫瘍」ということがわかりました。
※ その後拡大切除手術を実施することになりました。

もちろん、そう頻繁に生じるわけではありません。単なる歯肉炎で腫れているだけのことも多いのですが、見た目では全く区別がつかないことも多いです。
日頃から、歯みがきを習慣化しておき、お口のチェックをしておくことが理想ですが、なかなか現実は難しいですよね。

口の中はなかなか観察しにくいと思いますが、
時々、チェックして気になる「腫れ」や「おでき」の様なものがあれば
あまり様子を見ずにご来院することをオススメします。

「武内どうぶつ病院WEBサイト」より。

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by takeuchi-ah | 2016-07-10 11:41 | 病気

さいたま市大宮区天沼町1-84-3 tel 048-871-8025


by takeuchi-ah